ビクラムヨガで消費するカロリーの目安とダイエット効果

ビクラムヨガはビクラム・チョードリー氏がハタヨガのポーズをアレンジして考案した、ホットヨガの元祖です。

プログラムは初心者、上級者に関係なく一種類のみ、温度約40℃湿度40％以上の室内で、26種類のポーズと2種類の呼吸法を90分間行います。

世界60カ国に1,600以上のスタジオを展開しており、日本には10のスタジオがあります。

今回はビクラムヨガで消費するカロリーの目安とダイエット効果について見て行きます。

ビクラムヨガで消費するカロリーについては、90分間で約500キロカロリーなど諸説ありますが、公式HPには具体的なカロリー数は明記されていません。

同じ場所でじっとポーズを取るヨガは、ジョギングや水泳など他のスポーツに比べ、消費カロリーは少ないです。

ダイエットに必要なのはエネルギー消費量を増やすことですが、エネルギー消費量は基礎代謝量と活動代謝量で決まります。

前述の通りヨガは活動代謝量が少ない上、飛躍的に筋肉を増やすこともないため、基礎代謝量を大きく上げることもできません。

ホット環境で行うビクラムヨガでは汗を大量にかきますが、汗をかいてもカロリー消費量が大きく増える訳ではありません。

ダイエットが主目的であれば、ジョギングや水泳を行ったり摂取カロリーを制限する方が短期間で効率良く結果が出せます。

一方ビクラムヨガではカロリーの消費は期待できませんが、背骨と筋肉を程よく鍛え、しなやかでバランスの取れた、健康で美しい体を手に入れることができます。

ポーズにより背骨のメンテナンスを行い、筋肉を伸ばし鍛えることで骨格が変わり柔軟性がつき、姿勢が良くなります。

またポーズと呼吸法により内臓のマッサージが行われ、体の内側から元気になります。

これらが複合的に作用して、ただ体重を減らしガリガリに痩せるのではなく、しなやかで美しく健康的な体になります。

結果的に不必要な肉は落ちますが、一般的なダイエットとは違うイメージです。

まとめ

ビクラムヨガで消費するカロリーの目安とダイエット効果について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

ビクラムヨガの効果は、一般的なダイエット効果とは異なります。

ビクラムヨガで手に入れることができる健康的な体には不必要な肉が付いておらず、しなやかでバランスが取れています。

実際にビクラムヨガのインストラクターにはガリガリに痩せた不健康な人ではなく、元気ではつらつとした魅力的な人が多いです。

しかし、背骨と筋肉、内臓に働きかけ、骨格や内臓を変えるため、効果が表れるまでには時間がかかります。

ビクラムヨガとホットヨガ、どちらにするか迷った際には以上を参考に、目的と目標達成期限に合わせて選択してください。

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