ホットヨガはその効果の大きさから人気のエクササイズである一方、体に悪いという意見を今でもよく見かけます。
本ページではホットヨガが体に悪いと言われる理由について、紹介します。
ホットヨガが体に悪いと言われる理由
ホットヨガは体に悪いのか
ホットヨガについて調べてみると、体に良いとされているものが多いですが、中には体に悪い、危険とされているものもあります。
一体どちらが本当なのでしょうか?ホットヨガが体に悪いかどうかは、その人の体質によって決まります。
ホットヨガの効果と普通のヨガの効果
アメリカでは24人の健康な大人に、通常のヨガと、ホットヨガを1時間ずつ試してもらった実験があります。その結果、体や効果に特別な違いはなかったそうです。
この結果を見ると、普通のヨガもホットヨガも効果は変わらないことになります。
また、ホットヨガでは大量の汗をかきますが、この成分はほとんどが水です。
大量の汗をかくと体の中の汚いものが排出されたと感じる人もいると思いますが、体内の毒素を排泄する役割は腎臓にあり、汗には毒素を排泄する作用は元々備わっていないと考えられています。
気温35℃以上の場所での運動は原則中止
日本体育協会の熱中症予防の指針によると、気温35℃以上では運動は原則中止するとあります。
ほとんどのホットヨガスタジオの室温は35℃以上ですので、元々運動が推奨される環境ではありません。
熱中症や脱水症状に注意
高温多湿の環境で行うホットヨガは、真夏の炎天下で運動をしているのと同じことです。
真夏の炎天下で長時間運動を行うとどうなるでしょう?熱さで気分が悪くなったり、バテてしまったりしますよね。
ひどくなれば、脱水症状や熱中症になることもあります。
そこで重要なのが水分補給です。
ほとんどのホットヨガスタジオではレッスン中1リットルの水をとるように言われます。
水分を普段からあまり摂らない人は、1リットルの水を飲むのが最初はきついかもしれません。
けれど水分補給はとても重要ですからちびちびとでも飲むようにしてください。
慣れれば1リットルの水でも簡単に飲めるようになります。
ホットヨガで自律神経失調症になることがある?
自律神経とは、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のことです。
活動する神経の交感神経と、休む神経の副交感神経の2つに分類されます。
この自律神経の働きが乱れてしまうのが自律神経失調症です。
眠れない、めまいがする、便秘、下痢、食欲不振、疲労感などさまざまな不調が現れます。
自律神経が乱れる原因の1つとして、高温な室外と冷房の効いた室内との温度差に、自律神経への負担が大きくなってしまうことがあげられます。
ホットヨガの場合、1日に何度もレッスンを受けたり、過度にハードなレッスンを受けない限り、通常は自律神経失調症になる心配はありません。
ホットヨガに向かない人もいます
次のような人は一般的にホットヨガには向かないとされています。
まず頭痛持ちの人やホットヨガをすると吐き気を感じてしまう人です。
さらにサウナが苦手な人や妊娠中の人にも向きません。
持病のある人(特に高血圧、心臓など循環器に持病がある人)は、あらかじめ主治医の許可を得てからホットヨガを行ってください。
まとめ
ホットヨガが体に悪いと言われる理由について見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- ホットヨガと普通のヨガでは体や効果に特別な違いはない
- レッスン中は水分補給が大切
- 持病のある人はあらかじめ主治医に相談する
ホットヨガは室温が35℃以上で湿度も高く設定された特殊な環境で行うため、特に熱中症や脱水症状には注意が必要です。
レッスンに集中するあまり水分補給を怠ることはとても危険です。
レッスン中はこまめな水分補給がまず大切なことを覚えておきましょう。
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