妊活中の人など、ホットヨガのレッスンを受けている人で妊娠が分かった際に、レッスンをそのまま受講して良いのか、控えた方が良いのか気になる人も多いと思います。

本ページではホットヨガを妊娠中にすると危険?赤ちゃんへの影響と続けてよいかについて紹介します。

ホットヨガを妊娠初期にしても大丈夫?

妊娠超初期(4週以前)は控えた方が賢明

妊娠超初期(4週以前)は自覚症状がない場合も多いですが、流産する恐れもあるため、自分の感覚で「妊娠してるかも」と感じたらホットヨガは控えた方が賢明です。

妊活のためホットヨガに通う人も多くいて、妊娠に気づかずにレッスンを受けている場合もあるので注意してください。

妊娠初期(妊娠4週以降)はNG

妊娠初期(妊娠4週以降)は心身ともに不安定な時期なので、ホットヨガも含め激しい運動は控えた方が良いでしょう。

ホットヨガには子宮に圧力がかかるポーズや心拍数を上げるポーズがあるので妊婦さんには向きません。

流産を引き起こす可能性もあるので妊娠中に行うのは危険です。

流産が起こりやすいと言われている妊娠15週目までは、お腹の赤ちゃんに負担がかかる行動は避けてください。

ホットヨガと併せて以下のスポーツも行わない方が良いでしょう。

  • 転倒の危険がある:スキー、スノボ、スケートなど
  • 接触の恐れがある:バスケ、フットサル、バレーなど
  • 運動量が多い:ジョギング、テニス、バドミントンなど

安定期(妊娠15週以降)は医師と相談

原則的に医師から運動の許可が出るのは安定期(妊娠15週以降)に入ってからです。

お休みしていたホットヨガをどうしても再開したい場合は医師に相談してください。

しかし、体を労わって産後の体調が安定する時期まで待つ方が安心です。

ホットヨガ再開は出産から4か月後がベスト

骨盤を元の位置に戻したり、産後ダイエットに効果的なホットヨガは出産から4か月後に再開するのがベストです。

産後に焦ってすぐに体型を戻そうと運動をすると、身体に負担がかかってしまうので注意してください。

また、ホットヨガにはストレス解消やリラックス効果もあるので、育児や家事に忙しい女性にとってリフレッシュできる貴重な時間になるでしょう。

妊娠中はマタニティヨガがおすすめ

妊娠中の運動には常温で行うマタニティヨガがおすすめです。

マタニティヨガとはその名の通り、妊婦さん向けのヨガです。

専門のインストラクターに指導してもらい、かつ大きなお腹でも無理なくできるヨガポーズなので安心です。

出産に大切な筋肉が効果的に鍛えられて安産のための体作りができたり、ストレスを解消して精神の安定にもつながります。

妊娠に気づいたら

妊娠に気づいたらヨガスタジオで休会や解約の手続きをしてください。

多くのヨガスタジオは妊婦さんのホットヨガを推奨していません。

中には妊娠中のホットヨガがNGなスタジオもあります。

妊娠により継続できないのはやむを得ない事情になるのでスタジオも無理に勧めてくることはないでしょう。


ホットヨガは妊娠安定期に入ったらしても大丈夫?

ヨガプラス 口コミ

妊活中新陳代謝を高め、体の冷えを改善することを理由にホットヨガをしている方も多いと思います。

妊娠をした後にそのままホットヨガを続けたいという人も多いかもしれませんが、まず妊娠中の人は初期には心身共に不安定ですので特に控えたほうが良いです。

また運動の許可がでる安定期に入ってからも、自己判断ではなく必ず医師に相談をしてから行うようにすることが大切です。

ホットヨガを控えた方が良い理由

ホットヨガ 期間

その理由として、まず一つ目にホットヨガは環境が高温多湿のため通常のヨガに比べて脱水症状のリスクが高くなり危険ということがあります。

二つ目に、ポーズによっては子宮に負担をかけ流産を招く恐れがあるからです。

一つ目の脱水症状は、妊娠中は悪阻があり、水分を摂取しにくい状況で脱水症状を起こすことが妊婦さんには向いていないからです。

二つ目の体に負担をかけるポーズは、心拍数をあげてしまうポーズ・子宮を圧迫するポーズがあるので流産に関わる心配があります。

以上の可能性があるということは、安定期に入ってもホットヨガを続けるのは控えたほうが良いです。

妊婦さんは自分と胎児にとって危険な可能性が少しでもある場合はやるべきではありません。

マタニティヨガがおすすめ

その代わりとしてホットヨガではなく妊婦さん向けの「マタニティヨガ」を始める事がおすすめです。

妊婦さんにももちろん運動が大切なので、インストラクターの元で大きなお腹でも負担がかからないヨガが出来るので安心して体を動かすことができます。

マタニティヨガは体にも心にも安定をもたらしてくれますので、体調が良い方は運動の一つとして取り組むのが良いです。

またホットヨガを続けたいという方は、妊娠中は我慢をして産後4ヶ月以降に再開するのが良いです。

産後は骨盤が開き歪んだ状況になっていますが、その骨盤を矯正し体型を元に戻すのに適した時期がこの時期だからです。

それだけではなく、産後の育児は体力も気力も遣うので大抵のママは疲れが溜まってしまいます。

そんな心身のリフレッシュにホットヨガは向いています

妊活中・妊娠中は特に体のことを考え、ホットヨガ・マタニティヨガをうまく取り入れていくのが良い方法です。


出産後、ホットヨガはいつから再開する?

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出産が落ち着いた後、ホットヨガはいつから再開できるのでしょうか。

出産後のホットヨガの効果とあわせて説明していきます。

出産後のホットヨガの効果は?

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まず気になるのはホットヨガの効果ですね。

身体に良いと言われるホットヨガですが、出産後の体には一体どんな効果が期待できるのでしょうか。

リフレッシュ効果

出産後は産後うつになったり、なんとなく気分が落ち込んでしまうことも少なくありません。

特に日中赤ちゃんと二人という場合は、話し相手がいないので育児にげんなりしてしまうこともありますよね。

汗を流して気持ちを穏やかにするホットヨガには、リフレッシュ効果が期待できます。

少しの時間でも育児から離れ、自分の体に集中することで育児の辛さや悩みを忘れられます。

呼吸に意識を向けることで、自律神経も整ってきます。

自律神経が整うと心が穏やかになるので、心も体もリフレッシュできるでしょう。

ダイエット効果

ホットヨガは新陳代謝を良くし老廃物を外へ出しやすくしてくれるので、ダイエット効果があります。

これは出産後でも同じで、出産までに蓄積された皮下脂肪に働きかけることでダイエットにつながります。

ダイエットのために、育児中ランニングをしたりジムに通ったりすることはなかなか難しいでしょう。

ホットヨガなら産後でもできて、約1時間で効果的にダイエットができるのでお手軽です。

ホットヨガでよりしっかりと効果を出したい方は、週2回通うことで基礎代謝が上がり痩せやすい体作りができます。

出産後のホットヨガ経験者の中には、妊娠前よりもプロポーションが良くなった!という方もいます。

また、ホットヨガでゆっくりと痩せた体は元に戻りにくいため、姿勢や食べ物を意識すればそのままキープすることも難しくありません。

肩こり解消

ホットヨガは普段は使わない筋肉を伸ばしたりポーズを取ったりするので、慢性的な肩こりにとても効果的です。

特に、育児中は赤ちゃんを抱っこすると同じ筋肉ばかりが使われるので肩が凝りやすくなります。

ホットヨガで血流を良くし、あらゆる筋肉を伸ばすことで肩こり解消につながります。

出産後、週に何回も整体に通っている方はぜひホットヨガを試してみてください。

さて、ここまでは出産後のホットヨガの効果を3つご紹介しました。

次に、ホットヨガはいつから再開すると良いかを見ていきましょう。

出産後のホットヨガの再開時期

出産後6ヵ月間かけて、開いた骨盤や緩んだ筋肉が元に戻っていきます。

この期間は体のリカバリー期間としてとても重要な期間です。

今までの体型や体質を変え、体をすっきりリフレッシュできます。

ホットヨガはだいたい産後4ヵ月くらいから行うことができます。

しかしこれには個人差があるため、気になる方は医師に相談の上、はじめるようにしてください。

体の戻りが悪いのにいきなり激しいポーズを取るのも禁物です。

自分のペースで休む時は休み、少しずつ大きな動きに挑戦していくことをおすすめします。

スタジオによっては産後のママ専用のホットヨガのクラスもあります。

このクラスは体調に配慮しながらゆっくりと進めてくれるので、安心して参加できるでしょう。

近くのスタジオのHPで確認してみてください。

周囲の人に協力してもらう

また、育児中ですので、赤ちゃんの授乳の具合やホットヨガ中に赤ちゃんを両親に預けられるかも、大切なポイントとなります。

ホットヨガでリフレッシュしてママが元気になることは、赤ちゃんにとっても良いことです。

周囲の人に上手く協力してもらいながら、自分の心と体をいたわりましょう。

血液の循環を促し疲労を回復できるホットヨガは、出産後のママの強い味方です。

自分の体と相談しながら上手くホットヨガと付き合い、出産後も生き生きとした毎日を送りましょう。

まとめ

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妊娠中のホットヨガについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 妊娠中は子宮に負担をかけ流産を招く恐れがあるためホットヨガは控える
  • 体調が良ければマタニティヨガの受講をおすすめ
  • 産後4ヵ月くらいから開始できる

妊娠中のホットヨガの受講は流産の危険性があるため危険です。

妊娠中も身体を動かした方が心と身体の健康にとってとても良いので、妊婦さん向けの「マタニティヨガ」を始める事をおすすめします。

産後は4ヶ月くらいからホットヨガを開始できます。

リフレッシュ効果や産後ダイエットの効果もありますので、産後の自分の体調を考慮して上手くホットヨガと付き合い、生き生きとした毎日を送りましょう。

おすすめのホットヨガスタジオ

CALDO(カルド)

カルドは関東を中心に50店舗以上を展開するヨガスタジオで、店舗がどんどん増えて勢いのあるスタジオです。

スタジオやラウンジが広々としていて、のびのびとホットヨガを楽しむことができます。また予約不要でレッスンを受けられるので、急に予定が空いた時にも通うことができて便利です。

体験レッスンは980円で受けられるので、近くにカルドがある人は体験レッスンを受けてみることをおすすめします。

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LAVA(ラバ)

LAVAは全国に290店舗以上ある最大手のホットヨガスタジオです。

プランによって複数の店舗に通うことができるので、休日でも仕事帰りでも便利に通うことができます。

たくさんのコースがあり、インストラクターの質が良いことでも知られているため、自宅や職場の近くにLAVAがある人はまず体験レッスンを受けてみましょう。

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