ホットヨガで頭痛がする原因と対処法

今では人気のエクササイズであるホットヨガですが、ホットヨガを試してみたら頭痛がしたという感想もよく目にします。

頭痛が起きるのには原因があり、それに向けた対処法も存在します。

本ページではホットヨガで頭痛がする原因と対処法について紹介します。

ホットヨガで頭痛がする原因

脱水症状

ホットヨガは脱水症状になりやすいので、水分補給がとても大切です。

高温多湿の室内でレッスンを行い、じっとしていても汗が出てくる環境で様々なポーズをするので、普段汗をかきにくい人でもダラダラと大量の汗が出てきます。

1時間に1リットルを目安にしてしっかりと水分をとることで頭痛を予防することができます。

・始まる前にコップ1杯（200ml）
・レッスン中にペットボトル1本（500ml）
・終わった後にコップ1.5杯（300ml）

このようにこまめに水分を補給してください。

ミネラル不足

体内のミネラルは汗と一緒に出ていってしまいます。

水分と同様にミネラルが不足すると頭痛の原因になるので注意が必要です。

ミネラルはミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲むことで補給できます。

水に塩をひとつまみ入れたり、塩飴をなめるのも手軽でおすすめです。

酸欠

高温多湿の環境では人間はどうしても呼吸が浅くなりがちです。

また、ポーズをとることに夢中になって呼吸が止まってしまうこともあります。

体が酸欠状態になると頭痛が起こりやすくなるので、深く呼吸することを意識する必要があります。

焦らずにゆっくりと吸って、ゆっくりと吐くことにより、自然と深い呼吸ができるので試してみてくださいね。

熱がこもる

熱がこもることです。高温多湿の環境で運動をするため、熱中症のような症状が起きることがあります。その場合は無理をせず退室した方がよいでしょう。

頭痛が起きるタイミング

頭痛が起きるタイミングは3つあります。

1つ目はホットヨガの最中。

2つ目はホットヨガが終わった後で、3つ目はホットヨガが終わってから１～2時間後。

頭痛薬を飲んでも効かないことがあり、とてもつらい状態になります。

ホットヨガで頭痛がする時の対処法

もしも頭痛がしてしまったら

頭を冷やす

保冷剤や冷たいタオルで痛む部分を冷やしてください。頭痛が起きる原因の1つは頭の血管が拡張することです。

頭を冷やすことによって血管を収縮させ、頭痛を和らげることができます。

スポーツドリンクを飲む

水分とミネラルが不足すると頭痛がするので、スポーツドリンクを飲んでそれらを補ってあげることが大切です。

一気に飲むと体に負担がかかったり、すぐに排出されてしまうので少しずつ飲んでくださいね。

カフェインを摂取する

コーヒーや紅茶に含まれているカフェインには、頭の血管を収縮させる効果があるので頭痛には効果的です。

しかし、飲みすぎると利尿作用により水分が排出されてしまうので注意してください。

ヨガの最中に頭痛が起きてしまった時の対処

では実際に、ヨガの最中に頭痛が起きてしまったらどうすればよいでしょうか。

前途のとおりまずはシャバアサナーなどお休みのポーズで休みます。休んでもよくならない場合は無理をせず退室した方がよいでしょう。

レッスン前にインストラクターに「気分が悪くなったら退室しても大丈夫ですか？」と一言聞いておくと安心です。

冷たいタオルで頭を冷やすのも頭痛には効果的です。拡張した血管を収縮させる効果があります。

冷たいタオルで冷やしながら安静にしましょう。

他に薄めたスポーツドリンクやコーヒー紅茶を飲むのも効果があります。

スポーツドリンクには失われたミネラルを補給する効果があり、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインも頭痛には効果的です。

頭痛はする方はこのようなことを試してみてください。

試しても頭痛が収まらないという方は、残念ですがホットヨガはあきらめて、普通のヨガを始めた方がよいでしょう。無理は禁物です。

まとめ

ホットヨガで頭痛がする原因と対処法について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

ホットヨガのスタジオは高温多湿で汗をかきやすく酸素も薄いため、頭痛の起こりやすい環境といえます。

水分補給と呼吸の仕方には気をつける必要があります。

また頭痛を感じた時にはミネラル、カフェインの摂取が効きます。

もしもの時の対処としてぜひ覚えておきたいポイントです。

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