ホットヨガ 汗

ホットヨガは効果的なエクササイズであるため「自宅でも環境を整えてやってみたい」、という人も多くいるかと思います。

本ページでは自宅でホットヨガをする方法と注意点について、紹介します。


自宅でホットヨガをする方法

室内でする方法

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ホットヨガスタジオと同じように室温40℃で湿度55%以上を作ることができれば、誰でも自宅でホットヨガはできます。

例えば夏場であれば日中の室温は窓を閉め切れば、ホットヨガスタジオと同じ環境を簡単に作ることができます。

湿度が足りず湿度を上げたい時には、加湿器を使えば簡単に上がります。あとは湿度計で湿度を確認しながら調整すれば、準備は完了です。

しかし、気を付けないと熱中症になる可能性もあるので細心の注意をはらうようにしてください。

また、自宅でホットヨガスタジオと似た環境を作ろうとすると壁にカビが生えたり、ガス缶が突然爆発することもあるので気をつけてください。

ガス缶は、ヘアスプレーや制汗剤・殺虫剤なども含まれます。

DVDを観ながらヨガに挑戦しようとしている人もいるかもしれませんが、39℃以上は電子機器には暑すぎるのであきらめましょう。

その他、パソコンやスマホなども高温多湿の環境は劣化や故障の原因になります。

この他にもヒーターで室温を上げたり、お風呂場で行う方法もあります。

ヒーターは、ガスを使うものだと一酸化炭素中毒になる可能性があるので避けましょう。

浴槽内でする方法と注意点

浴槽の中で行えば、壁や浴槽の淵など支えられる場所もあるのでヨガのポーズをとりやすいメリットがあります。

お風呂場でのヨガを勧めているところもあります。

しかしながら、お風呂場は大変滑りやすいので足元にタオルを敷くなど、滑らないようにしっかり対策するようにしてください。

水分補給のための飲み物も忘れやすいので、気をつけてください。

用意するもの

ホットヨガ 汗
自宅でホットヨガをするときには、必ず用意してほしいものがあります。それは、1リットル以上のミネラルウォーターなど水分補給するための飲み物です。

多量に汗をかくので、のどが渇かなくてもこまめに水分補給しましょう。

脱水や熱中症の怖いところは、自分の体調の異変に気がついたときにはもう重症化していることが多いことです。

自宅だと1人で行うこともあり、万が一何かあっても簡単に助けてもらえない可能性があります。そのため、自分でしっかりと危機管理をしなくてはなりません。

慣れていてもいなくても、絶対に無理して行わないようにしてください。

少しでも体調に違和感を感じたら、涼しい場所で休憩をとるようにしてください。

初めてホットヨガをやる人は、まずは通常の室温、湿度の状態である程度慣れるまではやるようにすると無理なくホットヨガを楽しむことができます。


自宅でホットヨガをする際の注意点

一酸化炭素中毒に気を付ける

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1つ目は一酸化炭素中毒に気を付けることです。ホットヨガの適温は38~39度、湿度は60~65%で窓を閉め切った状態で行います。

エアコンで温度調節ができると便利ですが、ガスや灯油などのヒーターを使用する場合は一酸化炭素中毒にならないよう注意しなければなりません。

そのため、終わったらすぐに換気を行い一日1時間~2時間までに抑えることが大切です。

電子機器は室内に置かない

2つ目はテレビやスマートフォンなどの電子機器は室内に置かないことです。

高温多湿の部屋での使用は電子機器に負担をかけてしまい故障の原因になるからです。

別の部屋に移動するか、それらがない部屋でホットヨガを行うことをおすすめします。

ヨガマットを用意する

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3つ目はヨガマットを用意することです。バスタオルなどの代用品では身体がうまく固定されずバランスを崩してしまいケガの原因になることがあるからです。

ヨガマットを使うことで身体がしっかりと固定され、ポーズを取りやすくなります。

また、汗も吸収してくれますし直接床に触れないので身体の負担も軽くなるというメリットもあります。

ホットヨガの前後2時間は飲食を避ける

4つ目はホットヨガの前後2時間は飲食をなるべく避けるということです。そのうち食前の2時間は必須です。

食べ物や飲み物を消化しながらホットヨガを行うと、消化が妨げられ身体によくないということと、ポーズが取りにくくなったり気持ち悪くなったりすることがあるからです。

食後に関しては、人の身体は2時間で1サイクルのリズムを保っています。

2時間経つと良い活力が身体中に巡ってきてホットヨガの恩恵を十分に受けられるからです。

どうしても食べたくなった場合はヘルシーなものにしておくと良いでしょう。

水分補給を忘れずに行う

5つ目は水分補給を忘れずに行うことです。ホットヨガは大量に発汗するため、水分補給をしないと脱水症状になる恐れがあります。

始める前に必ず水を近くに用意し、15分に一度100㏄程度の水を飲むことがおすすめです。


自宅でホットヨガはおすすめできるか

自宅でもホットヨガはできる?


室温35℃?40℃、湿度60%?65%の高温多湿な空間でヨガを行うホットヨガは、大量に汗をかくので新陳代謝がアップし、ダイエット効果が上がります。

血行促進の効果もあるので、手足の冷え改善や美肌効果も期待できます。

また体が温まった状態でポーズを取ると可動域が拡がって柔軟性が高まり、常温のヨガよりも高い効果を得られます。

ホットヨガを行う際には専門のスタジオに通うのが一般的ですが、家事や仕事で忙しいと時間が取れなかったり、お金に余裕がなかったり、行きたくても行けない状況の人もたくさんいます。

継続的に通うのは面倒でなかなか続かない、という悩みも結構あるようです。

いっそ家でホットヨガができたらいいなあ、と思いませんか?

でも実際家でホットヨガってできるものなのでしょうか?

自宅の室内でのホットヨガはおすすめしません。

ネットで「ホットヨガ 自宅」と検索すると「ストーブで部屋を温めれば気軽にホットヨガができる」という記事がいろいろ出てきます。

確かに物理的には可能ですが、デメリットもたくさんあります。

ホットヨガスタジオではインストラクターがこまめに温度、湿度、換気の管理を行っています。

自分がヨガを行いながら、スタジオのようにホットヨガに適した環境をキープするのは結構大変です。

また暖房器具の種類によっては、一酸化炭素中毒の危険とも隣り合わせです。

そして室内を高温多湿にすると、床や壁にカビが発生しやすくなります。

カーペットや畳は吸湿性が高いので、特に避けた方が良いでしょう。

汗が垂れたり飛んだりするので、ヨガの後のお掃除も大変です。

また、室内にあるテレビやパソコン等の電子機器の寿命を縮めたり、壊してしまう恐れもあるので、十分に注意する必要もあります。

お風呂でホットヨガを行う際の注意点

元々高温多湿な浴室なら、自宅でも簡単にホットヨガを行えます。

浴槽に浸かりながらねじりのポーズや前屈のポーズを取ると、内蔵への刺激や引き締め効果が期待できます。

とても滑りやすい場所なので、くれぐれも転倒には注意しましょう。

バランスを必要とする立ちポーズは控えた方が良さそうです。

お湯の中では自覚しづらいのですが、いつもの入浴よりもたくさんの汗をかくので、水分補給をしっかり行いましょう。

高い効果を得る為には、呼吸に意識を向け、背筋を伸ばす事も大切なポイントです。

自宅のお風呂で毎日気軽にホットヨガを楽しみ、デトックス&ストレス解消してみましょう。


まとめ

ホットヨガ レギンス
自宅でホットヨガをする方法と注意点について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 室内でのホットヨガはおすすめしない
  • 一酸化炭素中毒に気を付ける
  • 水分補給を忘れずに行う

自宅の室内でホットヨガを行っても掃除が大変なほか、電子機器にも悪影響なため控えたほうが良いです。

もし自宅でやるというときは浴槽内で行うのが最適です。

ただ自身の水分補給と浴室内の温度、湿度の管理や換気については充分に気を付けるようにしましょう。

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