ビクラムヨガはホットヨガの元祖です。
創始者のビクラム・チョードリー氏がハタヨガのポーズをアレンジして考案したプログラムは26種類のポーズと2種類の呼吸法で構成されています。
温度約40℃湿度40%以上のホット環境下で行うため、体の可動域が広がり常温ではできないポーズが取れ、心身を鍛えることができます。
世界60カ国に1,600以上のスタジオを展開しており、日本には10のスタジオがあります。
今回はビクラムヨガのインストラクターになるためのトレーニング内容と受講する方法について見て行きます。
ビクラムヨガのティーチャートレーニングとは?内容と受講する方法
ビクラムヨガのインストラクターになるためには、ティーチャートレーニングに参加してすべてのレッスン、講義、トレーニングに参加し、テストに合格する必要があります。
ティーチャートレーニングは毎年春と秋に、ビクラムヨガの本部があるアメリカのロサンゼルスやその他の地方都市、タイ、メキシコなどで開催されます。
世界中からビクラムヨガのインストラクターを目指す人達が集まり、数百人が一堂に大きなヨガルームでトレーニングを受けます。
9週間のプログラムの間、毎日朝夕2回のレッスンを受け、解剖学や栄養学、哲学、ビクラムヨガのダイアログなどを学びます。
講師はビクラムヨガ創始者のビクラム・チョードリー先生、ラジャシュリー先生、世界中のシニアティーチャー達です。
費用はホテルの宿泊、タオル、トレーニングに必要なものすべて含め100〜150万円ほどです。
この費用に滞在中の食費やその他雑費は含まれません。
ティーチャートレーニングではレッスン、講義、オリエンテーションなどすべて英語で行われ、通訳は付きません。
ビクラムヨガのティーチャートレーニングに参加するための条件
ティーチャートレーニングに参加するためには幾つか条件があります。
年齢21歳以上で、ビクラムヨガの経験が最低でも6か月以上であることが求められます。
さらに通っているビクラムヨガスタジオの担当インストラクターからの推薦状が必要です。
また2013年9月からは、予め特定のポーズの画像を提出し、完成度をチェックされることになりました。
講義を理解し、講師や他の参加者達とコミュニケーションが取れるレベルの英語力も必要です。
以上の条件を満たしティーチャートレーニングに参加する場合は、株式会社ビクラムヨガジャパンに問い合わせ、申し込み手続きを行います。
まとめ
ビクラムヨガのティーチャートレーニングとは?内容と受講する方法について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- ビクラムヨガのティーチャートレーニングは年2回開催されている
- ティーチャートレーニングは9週間泊まり込みのハードな内容
- ティーチャートレーニングに参加するためには条件がある
ビクラムヨガのティーチャートレーニングは参加のハードルが高く、とても厳しい内容です。
ビクラムヨガではこうした厳しいトレーニングを乗り越え、テストに合格した人のみがインストラクターとして指導を行うことができます。
これは他のホットヨガとの大きな違いです。
ビクラムヨガでは信頼できるインストラクターから指導を受けることができるため、安心してレッスンに参加することができます。
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