これからホットヨガをはじめようと考えている人の中には、
「ポーズがうまくできるか不安・・」
「どんな服装で行けば良いの?専用の服を買わなきゃダメ?」
「初回は何を持っていけば良いの?」
など、様々な不安があると思います。
結論から言うとホットヨガは初心者でも気軽に始めることができ、準備するものも少ないので安心して大丈夫です。
ただ気になる点はいくつかありますので、本ページではホットヨガの初心者はポーズを決めることができるか、またホットヨガをはじめる際の服装や持ち物について見ていきたいと思います。
ホットヨガの初心者はポーズを決めることはできる?
普通のヨガより楽にポーズが取れる
ヨガ初心者の方ほど、はじめにホットヨガをおすすめします。
なぜなら、室温が38度から40度、湿度が55%から60%の中で行うので、体の柔軟性が増し、普通の環境でヨガを行うよりも楽にポーズが取れます。
発汗作用やデトックス効果が高く望まれるのでヨガの効果が現れるのも早いとされています。
内面にも大変効果的で、冷え性改善や、ダイエット効果、内蔵も温まるので、生理不順などにも効果的です。
まずは蓮華座(れんげざ)から
いきなり難しいポーズから入るのではなく、その場にいるだけでも発汗作用があるので、蓮華座(れんげざ)を組み正しい姿勢を行うところから始めましょう。
基本的に初心者の方はストレッチをすることをメインに、両腕とつま先だけで身体を支えるコブラのポーズがおすすめです。
二の腕のシェイプアップにもつながります。このポーズは若返りのポーズとも言われています。
そして、そこから両手とつま先の感覚を近づけて、下を向いた三角のポーズに移ります。
こうすることで、自然な流れでポーズが決められます。流れに乗りながら一つ一つのポーズを丁寧に、深く呼吸しながら行います。
三角のポーズ、英雄のポーズ
次は、片方の手だけを上にあげ、顔も上を向き、右足を前にもってくる、上を向いた三角のポーズです。
簡単そうに見えて顔を上に上げる事が意外と難しいので、息が切れるようでしたら無理せず、腕だけあげましょう。
そこから、下半身に効果的な英雄のポーズです。とてもメジャーなポーズですので是非チャレンジしてください。
両手を頭の上高くのところで合掌し、片方の足を前にもってきます。
この時、前の足は膝が90度になるようにします。
英雄のポーズには2つ目があります。
ウオーリヤのポーズと言います。両手を真横に動かし、骨盤は顔を向けた方向に斜め上方向に上げます。このポーズはお腹やお尻、ウエストを引き締めることに効果的です。
この一連のポーズを一つ一つ丁寧に行うことで、初心者の方でも無理せず、行うことができます。
呼吸法は難しいと思われがちですが、ホットヨガでは、自然に学ぶことができるので、是非チャレンジしてみてくださいね。
ホットヨガ初心者の服装は何を着たら良い?
初心者がホットヨガを始める場合、気軽に始められやすい服装で行うことが大切です。
最初から専用のウエアを揃えるには時間も費用もかかります。まずはすでに持っている服で始め、続けられそうであれば徐々に揃えていくと良いでしょう。
最初にホットヨガの服装で大切なポイントを3つご紹介していきます。
素材
1つ目は素材についてです。
速乾性や通気性が良いものを選ぶことが大切です。
ホットヨガは室温33~38度の環境で行い非常に汗をかきます。汗で服が肌に張り付いて快適に過ごせないことがないよう、速乾素材のものを選ぶようにしましょう。
また、伸縮性があることで動きやすくポーズを取りやすくなります。ひとつひとつのポーズに合わせた呼吸も行いやすくなりますので伸縮性もあった方が良いです。
ホットヨガは身体のリンパの流れや代謝を良くし老廃物を流す効果があります。そのため身体を締め付けすぎる服装だとリンパの流れを妨げてしまうので避けた方が良いでしょう。
服の色
2つ目は服の色についてです。
ホットヨガは汗をかくので汗染みが気になることがあります。
特にグレーは汗染みが目立つ色です。白だと汗は目立たないのですが透ける可能性があるので注意が必要です。紺や黒など色の濃い服は汗染みが目立ちにくく透ける心配がないのでおすすめです。
防臭効果
3つ目はあると嬉しい機能です。それは防臭効果です。
レッスン中、汗の臭いも気になるポイントの一つです。
最近は防臭効果や抗菌効果がある服が増えてきています。それらを選ぶと快適にレッスンができるでしょう。防臭効果がない場合でも、着用後にしっかりケアをすれば臭いは防ぐことができます。
次に上半身、下半身の服装を具体的にご紹介していきます。
上半身はブラキャミソールやタンクトップがベストです。
金具付きのブラジャーをしていると動きにくく途中でホックが外れてしまうことがあります。できればブラジャーとキャミソールの一体型かスポーツブラが良いでしょう。
中でも、汗をかいた時も爽やかでいられるユニクロのエアリズムは初心者にとてもおすすめです。
キャミソールやタンクトップだと肌の露出が多く抵抗のある方は、その上からピタッとしたTシャツを着ると良いでしょう。
逆に、スウェットやジャージは通気性や伸縮性が悪く、ダボっとしていてポーズが取りにくいのであまり適していません。
下半身はスパッツやレギンス、短パン
下半身はスパッツやレギンス、短パンなどが良いでしょう。
すでに持っているものがあればそれで十分ですが、持っていない場合はユニクロのエアリズムのレギンスが安価でおすすめです。
スパッツやレギンスだとシルエットが見えてしまい抵抗のある方は、その上から薄手のショートパンツを重ねると安心です。
下半身もスウェットはおすすめできませんが、どうしても揃えられない場合は足首の閉まっているタイプを選ぶようにしましょう。
まずは持っている服で始めてみて、周りの様子を見ながら少しずつウエアを揃えていくのも楽しいかもしれません。気軽にチャレンジしてみましょう。
ホットヨガ初心者の持ち物は何を持っていけば良い?
- 1リットル以上の水
- フェイスタオル1枚
- バスタオル1枚
- ヨガマット
- 運動しやすい服装
- 着替え用の下着&ビニール袋
- ヘアゴム
- 洗顔&メイク用品
- 発汗作用のあるボディクリーム
- 本人確認書類&キャッシュカード
ホットヨガを始めるとき、初心者は何を持っていけば良いのか見ていきましょう。
1リットル以上の水
ホットヨガは高温多湿の中で行うので大量の汗をかきます。
そのためしっかりと水分を取らないと脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。
1レッスン60分で1リットルの水分補給が必要です。
レッスンが始まる前、レッスン中、レッスン後、こまめに水を飲むようにしましょう。冷たい水だと温まった身体を冷やしてしまう可能性があるのでできれば常温の水がおすすめです。
ホットヨガスタジオでも売っていますが、コンビニやスーパーで買った方が安いのでなるべく買っていった方が良いでしょう。
フェイスタオル1枚
レッスン中、汗を拭くためのタオルとしてフェイスタオルが必要です。
汗をかきやすい方は2,3枚持っていくと良いでしょう。
バスタオル1枚
レッスン後、シャワーを浴びた際に体を拭くタオルとしてバスタオルが必要です。
レンタルできるスタジオが多いため、行く前にスタジオに確認してみると良いです。
特に仕事帰りにホットヨガに行く方は、通勤電車でバスタオルがかさばってしまうことがあります。
平日はレンタルし、直接スタジオへ行ける休日は持参するという方法もあります。徐々に自分のやり方を見つけていきましょう。
ヨガマット
ヨガマットを敷くことでホットヨガのポーズを取りやすくなったり、身体に受ける衝撃を軽減してくれたりします。
ヨガマットはほとんどのスタジオがレンタルを行っています。
レンタルができるのか、できる場合は有料なのか無料なのか、持ち込みはできるのか、バスタオルとあわせて確認しておくと良いでしょう。
運動しやすい服装
様々なポーズを取るホットヨガでは、動きやすくポーズを取りやすい服装が求められます。
最初のうちは専用のウエアまで揃えなくても大丈夫です。
持っている服から始め、徐々に自分に合った動きやすい服を選んでいくと良いでしょう。
ダボっとしているスウェットやジャージはできるだけ避け、上半身は伸縮性のあるキャミソールやタンクトップ、下半身はレギンスに薄手のショートパンツを合わせるスタイルが一般的です。
吸水性・速乾性があるタイプだと更に良いです。
ウエアはレンタルできるスタジオもありますので、用意できない場合は事前に確認してみてください。
着替え用の下着&ビニール袋
シャワーを浴びた後の着替え用の下着も忘れずに持っていきましょう。
また、ホットヨガの後は汗でびっしょりになるので、着ていた下着を入れるビニール袋があると便利です。
これはコンビニやスーパーの袋で十分です。行く前にコンビニなどでお水を買う方はその袋を使っても良いですね。
ヘアゴム
ホットヨガは汗をかくので、首周りに髪の毛が張り付くのが気になる方はヘアゴムを持参することをおすすめします。
スタジオで貸してくれるところもありますが、返す時に汗が気になる場合があります。
できるだけ自分のものを持って行くようにしましょう。
洗顔&メイク用品
シャワーを浴びる際に顔もさっと洗いたい方は洗顔が必要です。
温泉などに持っていくような小さめの携帯用があると便利です。
化粧水や乳液などはスタジオに用意してあるところもありますが、普段使っているものが良い場合は持参が必要です。
メイク用品はレッスン後にメイクをする場合に持っていきましょう。
発汗作用のあるボディクリーム
体の気になるところに塗るだけでたくさん汗をかくことができ、新陳代謝が活発になることでダイエットの効果が期待できるクリームがあります。
もちろん必須の持ち物ではありませんが、ダイエット目的でホットヨガに通いたいという方にはおすすめです。
本人確認書類&キャッシュカード
入会時には本人確認書類とキャッシュカードが必要です。
金融機関届出印も必要なスタジオもあります。
これらを持っていないと当日入会できない可能性がありますので、事前にスタジオに確認しておきましょう。
以上がホットヨガに必要な持ち物です。
最初から全て完璧に用意しなくても大丈夫です。自分が必要な持ち物を徐々に選んで持っていけるようになると良いですね。
まとめ
ホットヨガの初心者の持ち物や服装、ポーズができるかについて見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- 普通のヨガより楽にポーズが取れる
- 動きやすい服装であれば専用ウェアでなくてもOK
- 持ち物はスタジオに要確認
ホットヨガは気温が高く、体の柔軟性が普段より高まるため普通のヨガよりも楽にポーズをとれます。
また初心者の人は簡単なポーズから教えてもらえるので、ポーズが決められるか不安な人も安心です。
服装も動きやすく通気性の良いものであれば、専用のヨガウェアを購入する必要もありません。ユニクロのエアリズムなどで始める人が多いようです。
持ち物は基本的に着替えやタオル、メイク用品等となりますが、初回は本人確認書類が必要になるケースもありますので、必ずレッスンに行くスタジオに確認するようにしましょう。
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