ビクラムヨガの衛生面で気になるポイントと衛生的なホットヨガスタジオ

温度40℃、湿度40%の室内環境で90分間レッスンを行うビクラムヨガでは、ウェアが絞れるくらい大量の汗をかきます。

ビクラムヨガのレッスンを受けていると、一緒にレッスンを受けているかたの汗やスタジオのにおいが気になることがあります。

今回はビクラムヨガの衛生面で気になるポイントと衛生的なホットヨガスタジオについて見て行きます。

ビクラムヨガの衛生面で気になるポイント

ビクラムヨガを行う際に気になるポイントは、汗と臭いです。

ビクラムヨガのスタジオの床はパンチカーペット敷きです。

カーペットの上に無料レンタルのヨガマットとバスタオルを敷いて、レッスンを受けます。

ほとんどのポーズはヨガマットの上で行うのですが、幾つかのポーズはマットを跨いで行います。

この時カーペットに汗で足跡がついてしまいます。

また、汗を大量にかくかたはヨガマットから汗が流れ出し、カーペットに沁みてしまいます。

こうしてレッスン後にはマットとマットの間が汗で湿った状態になります。

レッスンの合間にはインストラクターやスタジオのスタッフが薬剤を撒いたり、コロコロカーペットでゴミを取ったりするのですが、床は湿った状態のままのため、気を付けて歩かないと、汗を踏んでしまいます。

また、スタジオからシャワールームまでの床も、レッスンを終えたかたが歩いた後は汗の足跡がつきます。

ビクラムヨガスタジオはスタジオ内だけでなく、フロント入口に入ったあたりから独特のにおいがします。

これも大量の汗がカーペットに残るためです。

スタジオ内の至るところに、プラズマクラスターイオンを発生させる空気清浄機等が置かれていますが、あまり効果を発揮しているとは思えません。

レンタルマットは1回使用するたびに干してから畳んでおり、スタジオによっては薬剤をスプレーしているようですが、本格的な消毒や洗浄は行われていません。

ビクラムヨガは女性専用ではないため、男性の汗に触れることを嫌うかたも多いです。

潔癖なかたはこうした環境に耐えることができず、ビクラムヨガをやめてしまいます。

全国に380店舗以上のスタジオを展開しているLAVAは女性専用で、スタジオはとてもきれいに保たれています。

レッスン中にハーブ入りのお水をスプレーするなど、臭い対策にも気を配っています。

LAVAのプログラムでは物足りなさを感じ、ビクラムヨガに近いプログラムを希望されるかたには、コラロがおすすめです。

コラロは用賀と新百合ケ丘に店舗を持つヨガスタジオですが、2年程前まではビクラムヨガのスタジオでした。

ビクラムヨガとの契約を止めてスタジオの床をフローリング調のシート張りに替え、HOT HATAという名称でビクラムヨガと同じ26種類のポーズと2種類の呼吸法のレッスンを開催しています。

こちらではビクラムヨガと同じ90分間のクラスのほかに、26種類のポーズを1回ずつ行う60分間のクラスも開催しており、初心者や仕事帰りのかたが気軽に参加できます。

ビクラムヨガでマットを跨いで行うポーズは体の向きを変えて行うため、床に足跡をつけることもありません。

同じプログラムでもコラロのスタジオでは、臭いが気になることはほとんどありません。

女性専用ではないので男性のかたも参加できますが、明るく清潔感のあるスタジオです。

ビクラムヨガの衛生面で気になるポイントと衛生的なホットヨガスタジオについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

ビクラムヨガでは独特なルールが多く、床をパンチカーペット張りにしているのもその一つです。

ビクラムヨガのプログラム自体にはとても魅力を感じるのですが、レッスン時に床の汗を踏まないように歩くのに苦心します。

マットを敷く場所もポーズ中に他人の汗を踏みたくないため、できるだけマットの両端に汗だまりが来ないように選んでいます。

コラロではこうした心配をすることなく、安心してレッスンを受けることができる点が魅力です。